
Booking.comの集客力を最大限に活かすには?
Booking.comは、ホテル・旅館・ヴィラ・民泊など幅広い宿泊施設にとって重要な集客チャネルです。ですが、ライバルも多いため、「検索結果での上位表示」ができるかどうかで予約数は大きく変わります。
ここでは2025年最新版の検索順位アルゴリズムの傾向と上位表示のための実践施策をご紹介します。
検索順位を決める要素とは?
- コンバージョン率(表示→予約)
- 価格の競争力
- レビュー評価と件数
- 在庫状況と即時予約の有無
- キャンセル率
- Genius・Preferredなどのステータス
特にBooking.comでは、「売上をもたらす宿」ほど上位に表示されやすい傾向にあります。
今すぐできる!上位表示のための8つの戦略
- 写真とコンテンツの最適化
プロ撮影の写真、設備の説明などを充実させましょう。 - Geniusプログラムへの参加
割引提供で露出と予約率が向上します。 - キャンセル率の低減
前払い・柔軟なポリシーの併用が効果的です。 - モバイル割・長期割の設定
検索順位の上昇とCV率アップが期待できます。 - 在庫のこまめな更新
「空きなし」と判断されないようにPMSで自動管理を。 - 価格の競争力を維持
他OTAとの価格差が大きいと表示順位に悪影響が出ます。 - Preferredパートナーの取得
高成約率の宿泊施設のみが推薦され、上位に表示されます。 - 顧客対応と返信スピード
満足度向上と低キャンセル率に直結します。
自社予約との併用で利益率UP
Booking.com経由で集客したゲストに対して、チェックアウト時に「次回は公式サイトから予約すると特典あり」と案内することで、リピーター化と手数料カットを同時に狙えます。
当社のクライアント事例では、自社予約比率58%を達成しています。
まとめ|上位表示は顧客満足度と運営力の両立から
上位表示の鍵は、単なるテクニックではなく総合的な施設運営の質にあります。価格、対応、写真、予約成立率など、すべてが検索アルゴリズムに影響しています。
OTA戦略もブランディングも、Archが一括サポート
株式会社Archでは、1000施設を超える運営実績とOTAに精通したチームが、Booking.comの活用を含む総合的な収益化支援を行っています。まずはお気軽にご相談ください。
書いた人

株式会社Arch
代表取締役 柴田敬介
1985年兵庫県生まれ。京都工芸繊維大学・造形工学科卒。建築専攻。
新卒でSMBC日興証券株式会社に入社。コンサルタントとして勤務。社内表彰を多数獲得し最年少管理職(当時)に。5年の勤務の後に起業。
2013年、株式会社XS創業。代表取締役就任。Web開発、地方創生ビジネスなどを展開。地方創生では、全国の道の駅グルメNo.1を決定するグルメグランプリを10万人規模で開催。当事業を讀賣テレビ放送株式会社に事業譲渡。
2017年、民泊事業を行う株式会社グランドゥースをAPAMAN株式会社とジョイントベンチャーにて創業。代表取締役就任。その後丸紅株式会社から出資を受け同社の持分法適用会社となる。創業3年で売上13億円、1000以上の施設を運営し、国内最大規模の民泊運営会社となる。AirbnbのBest Contributor Awardを獲得。東証への株式上場を控えていたものの、コロナウィルス蔓延に伴い事業縮小を余儀なくされる。
2023年、これまで培ってきたビジネス開発、ブランディング、Webデザイン、広告などの知見を元に、宿泊施設のブランディング、運営事業を行う当社を立ち上げ、代表取締役就任。