Category: Branding | Hotel Management
Author: Shibata
Date: 2025.06.02
国内最大級の宿泊予約サイト「じゃらんnet」は、旅行好きのユーザーに根強い人気を誇るOTAです。特に地方観光・温泉旅館・家族旅行などと相性が良く、露出を強化すれば売上に直結しやすい特性があります。
この記事では、じゃらんで売上を伸ばすために押さえておきたい運用戦略や、検索順位を上げるための工夫、ユーザー視点での改善点などを具体的に紹介します。
じゃらんの利用者には以下のような傾向があります：
このユーザー心理に沿った情報発信が、予約率アップのカギになります。
じゃらんの検索結果は、プラン名にキーワードが含まれているかでヒット率が変わります。例：「赤ちゃん連れ歓迎」「女子旅」「1日1組限定」など。
部屋の広さや設備だけでなく、「この宿でどんな時間を過ごせるか」を伝える写真を意識しましょう。食事のシーンや周辺の風景も好印象です。
すべての人に向けた1プランよりも、「ファミリー限定」「記念日用」「平日女子旅専用」など、絞り込み検索にヒットしやすい設計に。
じゃらんでは自治体連携や独自セールが頻繁に行われています。条件に合えば必ずエントリーし、施設の露出を高めましょう。
丁寧なレビュー返信は、次のゲストに対する“安心材料”になります。要望には改善点を示し、ポジティブな印象を与えましょう。
アクセスが良い場合は強みとして強調し、不便な場合は送迎や詳細説明で不安を取り除く。周辺観光情報もユーザーにとっての判断材料になります。
プラン・写真・説明文などを定期的に見直すことで、システム上の“活性化”が評価され、検索順位にも良い影響を与えます。
じゃらんは、価格だけでなく「宿の体験価値」をきちんと伝えられる施設が強いOTAです。
写真・言葉・特典設計・レビュー対応を丁寧に見直すことで、小規模な宿でも十分な成果を上げることができます。
ユーザーの検索行動と心理を理解しながら、宿の“らしさ”をしっかり届けていきましょう。
株式会社Arch
代表取締役 柴田敬介
1985年兵庫県生まれ。京都工芸繊維大学・造形工学科卒。建築専攻。
新卒でSMBC日興証券株式会社に入社。コンサルタントとして勤務。社内表彰を多数獲得し最年少管理職（当時）に。5年の勤務の後に起業。
2013年、株式会社XS創業。代表取締役就任。Web開発、地方創生ビジネスなどを展開。地方創生では、全国の道の駅グルメNo.1を決定するグルメグランプリを10万人規模で開催。当事業を讀賣テレビ放送株式会社に事業譲渡。
2017年、民泊事業を行う株式会社グランドゥースをAPAMAN株式会社とジョイントベンチャーにて創業。代表取締役就任。その後丸紅株式会社から出資を受け同社の持分法適用会社となる。創業3年で売上13億円、1000以上の施設を運営し、国内最大規模の民泊運営会社となる。AirbnbのBest Contributor Awardを獲得。東証への株式上場を控えていたものの、コロナウィルス蔓延に伴い事業縮小を余儀なくされる。
2023年、これまで培ってきたビジネス開発、ブランディング、Webデザイン、広告などの知見を元に、宿泊施設のブランディング、運営事業を行う当社を立ち上げ、代表取締役就任。
宿泊施設のブランディング、OTA関連施策、マーケティング、各種制作から施設運営まで幅広く対応可能です。
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