【代表コラム】2025年 年末年始に読んだ本とそこから感じたこと

Category: CEO Column
Author: Shibata
Date: 2026.01.21

2025年正月休みに読んだ本

もう1月も終盤ですが、皆様あけましておめでとうございます。株式会社Arch代表の柴田です。

年末年始は9連休ということで、めちゃくちゃ日数があったのですが、結局一瞬で過ぎ去ってしまいました。だらけるわけでもなく、帰省などそれなりに予定を入れて、仕事のことを整理したりしていたら休みが終わっていました。とはいえ時間はあり、積読していた本を読みましたのでちょっと感想を。

サイバーエージェント創業者の藤田晋氏の「勝負眼」

読んだのは2冊で、1冊目はサイバーエージェント創業者の藤田晋氏の「勝負眼」。

藤田さんは昨年11月に52歳で代表を退任し、会長になられました。自分が40歳であることを考えると、あと12年しかないと感じてめちゃくちゃ焦ります。まだ何も成し遂げてないのに寿命が近づいている感覚です。

サイバーエージェントが上場したのが2000年、自分が新卒で就職したのが2008年、起業したのが2013年でその時にはサイバーはすでに大企業になっていまして、昔から好きな経営者の一人でした。

藤田さんはビジョナリーすぎず、B2Bのインターネット広告でガッツリ稼ぎながら、キラキラB2C向けサービスも展開しているという会社の構造も好きで、出された本は結構読んでいると思います。自分は起業当初から「会社のビジョンは・・・」的な会話がすごく苦手だったのですが、「ベンチャーは夢を語るべし」みたいな風潮が昔は特に強かったのもあり、なにか言わなければいけないということで、当時は無理やり絞り出していました。自分が当時何を言っていたかは覚えていません(笑)

サイバーエージェントには「21世紀を代表する会社を創る」というビジョンがありますが、「世界を変える」的なものでないところや、色々な業種でも対応できるところなどもいいなと思います。

「Arch」という社名には「人と人との架け橋になれるように」という意味が込められていますが、社名が会社の業種やサービスを限定しないこと、普遍的でシンプルな名称であることも重視していましたので、サイバーエージェントのビジョンには勝手に共感しています。

また、当社は宿泊施設のブランディング事業を主軸にしていますが、デザインやITの業界はAIの台頭で今後大きく変化することが見込まれます。そんななか、唯一無二の価値・デザインを提供することと、社会の変化に適応しサービスを変化させることの両方が必要になると感じています。

本の中でも経営における「忍耐力」が大切だという箇所と、勝負と決めたら一気に攻めるべしという箇所ががあります。これからの荒波に揉まれる中で、耐えがたきに耐え、攻めどきが来たら一気に攻められるよう、日々の種まきと精進を続けていきたいと考えています。

あと本書の中で日経新聞を読むべきという事も書かれていたので、久々に購読しました。

2冊目は「Die with Zero」

知り合いの経営者に勧められていたのを思い出して、Kindleで購入して読みました。本のテーマは、簡単に言うと「幸福を最大化するために、お金を有効な時期に使いましょう」という内容で、読んで納得、その通りだと思います。

自分の人生で考えると、新卒でサラリーマンとして5年間働き、起業。1社目はM&Aで売却、2社目は国内最大の民泊運営会社にまではなったもののコロナで廃業、3社目が今のArchという流れで、特に2社目の廃業のタイミングが本当に辛く、お金もなく、事業としてもすごく不安定だったので、未来に対して安全マージンを持ってお金を貯める方向に思考が移っていました。

それはそれで間違っていなかったのですが、最近は落ち着いてきたこともあり「人生をどう生きるか」ということを少しずつ考えられるようになってきました。その中で、「働くことに時間を割くこと」と「働いて得たお金を使って、自分や自分の周りの人との幸せに投資すること」のバランスをどうすべきかという本書の考え方にはすごく共感しました。

タイトルである「Die with Zero」のZeroは死ぬときにお金を使い切るという意味ですが、ゼロまでは難しいとしても、少しずつ経験や思い出に資金と時間を回していくことが人生にとって重要なのではないかと思います。

まだまだ仕事も頑張るのですが、考え方の変化を起こしてくれた良書でした。

そんなこんなで、2026年も事業の拡大と、自分と周りの人を少し幸せにできるよう、頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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