Category: Branding | Hotel Management
Author: Shibata
Date: 2025.05.26
国内最大級のOTA（オンライン旅行代理店）である楽天トラベルは、全国の宿泊施設にとって欠かせない販路のひとつです。楽天会員3億人超という圧倒的な登録数と、楽天ポイントを活用した予約導線の強さが特徴で、ビジネスから観光、家族旅行まで幅広いニーズをカバーしています。
本記事では、楽天トラベルを通じて売上を伸ばすための基本戦略から、検索順位アップのための実践施策、レビュー管理、キャンペーン活用法までを詳しく解説します。
楽天トラベルの主な利用者は、楽天経済圏に慣れた幅広い年齢層。以下のような特徴があります：
このユーザー特性に対応したプラン設計や露出戦略が、集客アップの鍵になります。
施設の魅力が正確に伝わっているかを確認し、季節感や最新設備の情報を反映させましょう。楽天では画像の品質や枚数も検索順位に影響します。
「赤ちゃん連れ歓迎」「一人旅」「部屋食」など、検索されやすいキーワードをプラン名に入れることで露出が増加。特定ニーズに合わせた複数プランの展開も有効です。
楽天トラベルでは、年に数回の大型セール（楽天スーパーSALE）や、自治体連携の旅行支援クーポンが注目を集めます。掲載タイミングや特典設計に力を入れ、露出を最大化しましょう。
直前予約向けや、連泊割引プランなどを用意しておくことで、空室リスクを減らし、予約数を安定させることが可能です。
楽天会員はポイント倍率によって予約を判断する傾向があり、2倍・5倍などの設定をうまく活用することでクリック率と予約率が上がります。
楽天のレビューは、ユーザーが比較時に最も重視する要素の一つ。レビューには迅速かつ丁寧に返信し、施設の姿勢を伝えましょう。低評価に対しても誠実な対応が信頼を得ます。
楽天トラベルの管理画面には「施設ページ完成度」の項目があります。これを90％以上に維持することでアルゴリズム評価が上がり、自然検索での露出が増加します。
楽天トラベルは、検索対策とセール活用、ポイント戦略を正しく組み合わせることで、安定した集客と売上アップが期待できるOTAです。
小規模な宿泊施設でも、写真・文章・レビュー・価格戦略を工夫すればしっかりと成果を出すことができます。
楽天経済圏の力を味方につけ、宿の魅力をより多くのユーザーに届けていきましょう。
株式会社Arch
代表取締役 柴田敬介
1985年兵庫県生まれ。京都工芸繊維大学・造形工学科卒。建築専攻。
新卒でSMBC日興証券株式会社に入社。コンサルタントとして勤務。社内表彰を多数獲得し最年少管理職（当時）に。5年の勤務の後に起業。
2013年、株式会社XS創業。代表取締役就任。Web開発、地方創生ビジネスなどを展開。地方創生では、全国の道の駅グルメNo.1を決定するグルメグランプリを10万人規模で開催。当事業を讀賣テレビ放送株式会社に事業譲渡。
2017年、民泊事業を行う株式会社グランドゥースをAPAMAN株式会社とジョイントベンチャーにて創業。代表取締役就任。その後丸紅株式会社から出資を受け同社の持分法適用会社となる。創業3年で売上13億円、1000以上の施設を運営し、国内最大規模の民泊運営会社となる。AirbnbのBest Contributor Awardを獲得。東証への株式上場を控えていたものの、コロナウィルス蔓延に伴い事業縮小を余儀なくされる。
2023年、これまで培ってきたビジネス開発、ブランディング、Webデザイン、広告などの知見を元に、宿泊施設のブランディング、運営事業を行う当社を立ち上げ、代表取締役就任。
宿泊施設のブランディング、OTA関連施策、マーケティング、各種制作から施設運営まで幅広く対応可能です。
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