Category: News
Author: Shibata
Date: 2026.07.15
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旅行者の3人に1人が生成AIで宿探しをする時代(※1)。構造化データ未設置71.1%、多言語非対応32.9%——公式サイトが集客の機会損失を生んでいる実態が明らかに
宿泊施設専門のブランディング・WEB制作を手がける株式会社Arch(本社:東京都渋谷区、代表取締役:柴田敬介)は、草津・箱根・別府・由布院・道後・有馬・下呂・城崎の全国8温泉地の旅館・ホテル76施設を対象に、公式Webサイトの実態調査を実施しました。HTTPS対応や表示速度など基本項目の達成率が9割前後に達する一方、AI検索対応(llms.txt設置)は3.9%にとどまり、「AIに読まれる準備」に大きな断層があることが分かりました。



旅行者の宿探しは検索エンジンから生成AIへと急速に移行しており、2025年夏の調査では旅行者の32.6%が宿泊先探しに生成AIを活用しています(※1)。AIが「おすすめの宿」を数件だけ提示する時代には、公式サイトがAIに正しく読まれ、引用される状態になっているかが集客を左右します。当社は宿泊施設1,000施設以上の運営知見を持つ制作会社として、温泉旅館の公式サイトの現在地を定量的に明らかにするため本調査を実施しました。
※1 株式会社宿研「2025年夏・旅行者1,000人に聞いた宿泊施設選びの行動実態調査(第2回)」
AIがサイト内容を把握するための llms.txt を設置していたのは76施設中3施設(3.9%)。構造化データ(JSON-LD)の設置も28.9%にとどまり、両方とも未設置の施設は71.1% に達しました。AIクローラーのアクセス自体は97.4%の施設で可能なため、「入口は開いているが、読ませる準備がない」状態といえます。
英語ページまたは言語切替機能を持たない施設は32.9%。訪日外国人が過去最高を更新するなか、3施設に1施設は公式サイトが外国人旅行者の受け皿になっていません。
トップページに予約ボタン・空室検索が確認できない施設は14.5%。予約エンジンの導入が確認できない施設は30.3%で、公式サイトに来訪した旅行者がOTAへ戻る構造が残っています。
会社概要・運営者情報・プライバシーポリシー等を明示している施設は半数以下でした。運営者の透明性はAIが推薦時に参照する信頼シグナルでもあり、改善余地の大きい項目です。
別府73点、道後73点、有馬72点、草津71点、城崎68点、箱根62点、下呂62点、由布院59点(10項目達成率の平均・100点満点)。個性的な小規模宿の多い温泉地ほどスコアが低い傾向があり、デジタル対応の支援がより必要とされています。
「基本的なWeb対応と『AIに読まれる準備』の間に、大きな断層があることが数字で確認できました。AI経由の宿探しはすでに旅行者の3人に1人に達しており、この断層は放置すれば機会損失に、先行すれば競争優位になります。当社は1,000施設以上の運営経験から、公式サイトを『デジタルの玄関』から『予約を生む資産』へ変える支援を続けるとともに、本調査を定点観測として継続し、業界のデジタル対応の進化を記録していきます」(株式会社Arch 代表取締役 柴田敬介)
本調査結果は、出典(株式会社Arch調べ、本リリースURL)を明記のうえ、自由に引用・転載いただけます。
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