宿泊施設のホームページ制作で予約数アップ！成功するWebサイトに必要なコンテンツとは？

宿泊施設にとってホームページは、単なる“紹介ツール”ではなく、予約を生み出す最重要チャネルです。

OTA（じゃらん・楽天トラベルなど）頼みの集客から脱却し、自社予約率を高めたいなら、効果的なホームページ制作が不可欠です。

本記事では、1000施設以上のブランディング・運営を手がけ、自社予約率58％を達成した実績を持つ株式会社Archの視点から、

宿泊施設ホームページ制作において絶対に欠かせないコンテンツと設計のポイントを詳しくご紹介します。

宿泊施設ホームページ制作で押さえるべき6つの必須コンテンツ

1. 客室情報ページ：魅力と安心を与える情報設計

宿泊施設のWebサイトで最も注目されるのが「客室情報」です。

写真や間取りだけでなく、下記のような詳細をわかりやすく掲載することが重要です。

高品質な室内写真（昼夜・広角・ディテール）
部屋の広さ、定員、ベッドタイプの明記
Wi-Fi、エアコン、TVなどの設備情報
キッチン、浴室、アメニティの紹介
間取り図（特に1棟貸しやユニークなレイアウトの施設に効果的）

見た目＋機能性＋安心感が揃うことで、離脱を防ぎ予約率を高められます。

2. 料金・プランページ：自社予約に繋がる構成に

宿泊料金がわかりにくいサイトは、すぐに離脱されてしまいます。

以下のような配慮が必要です。

カレンダー形式での料金表示（繁忙期/閑散期の価格が一目瞭然）
プラン比較表（素泊まり／朝食付き／記念日プランなど）
特典や限定オファー（公式サイト予約限定など）
子ども料金や清掃費など追加料金の明示

OTAとの価格差がない、もしくは自社サイトだけの特典があると、自社予約の動機づけになります。

3. アクセス・周辺情報：迷わせない安心導線

宿泊施設を選ぶ際、お客様は「行きやすさ」も重要視しています。

以下の情報は必ず地図や写真付きで掲載しましょう。

最寄駅・空港・ICからのルート案内
駐車場の有無・台数・利用料金
送迎サービスの有無と予約方法
周辺のコンビニ・飲食店・観光スポット

特に無人施設や郊外の宿泊施設では、「迷わない」ための情報が安心感に直結します。

4. コンセプト・魅力紹介：心に残るブランドストーリー

「泊まる理由」をつくるのが、施設の世界観や過ごし方の提案です。

サイト上では、以下のような要素で表現するのが効果的です。

宿のコンセプトや誕生ストーリー
季節ごとの過ごし方・モデルプラン
周辺観光との組み合わせ提案
映像コンテンツやフォトギャラリー

ただの“宿泊”ではなく「ここで過ごしたい」という気持ちを引き出せれば、価格競争からも抜け出せます。

5. 口コミ・FAQ：予約前の不安を解消するコンテンツ

お客様が最後に気にするのは「他の人の評価」と「自分の疑問に答えてくれるか」です。

GoogleやSNSのレビュー掲載（外部リンクでもOK）
よくある質問（キャンセルポリシー／チェックイン方法／設備の使い方）
ペット可／子連れ歓迎／BBQ可などの特記事項

特に無人施設の場合は、FAQとレビューが信頼性を担保します。

6. 予約フォーム：スマホ対応と入力のしやすさが命

どんなに魅力的なサイトでも、予約導線が煩雑だと離脱されます。

スマホ対応の予約フォーム（タップしやすいUI）
最小限の入力項目
日付選択や料金表示の即時反映
LINE予約やチャットサポートの導入（任意）

ストレスなく予約完了できる導線をつくることが、CVR向上の最大要因です。

チェックリスト｜あなたの宿泊施設サイトに足りていませんか？

✅ 必須項目	✓ チェック
客室の詳細情報（写真・広さ・設備）	□
わかりやすい料金・プラン表示	□
迷わず来られるアクセス案内	□
滞在価値を伝えるコンセプト・過ごし方	□
レビュー・FAQによる安心感の提供	□
スマホ対応した予約フォームの整備	□

まとめ｜ホームページ制作が宿泊施設の収益を変える

ホームページは、宿泊施設の「ブランド」と「収益」を支える核となる存在です。

実際に当社では、自社制作した宿泊施設のWebサイトで自社予約率58%を実現した事例もあります。

重要なのは、「見た目の美しさ」ではなく、予約されるための構造・導線・コンテンツが整っているかどうか。

自社予約率を高めたい方、OTA依存から抜け出したい方、施設の世界観をもっと伝えたい方へ。

宿泊施設専門のホームページ制作・ブランディングを行う株式会社Archが、

あなたの宿の“らしさ”を活かしながら、成果につながるサイトをおつくりします。

お気軽にご相談ください。

書いた人

株式会社Arch
代表取締役柴田敬介

1985年兵庫県生まれ。京都工芸繊維大学・造形工学科卒。建築専攻。
新卒でSMBC日興証券株式会社に入社。コンサルタントとして勤務。社内表彰を多数獲得し最年少管理職（当時）に。5年の勤務の後に起業。
2013年、株式会社XS創業。代表取締役就任。Web開発、地方創生ビジネスなどを展開。地方創生では、全国の道の駅グルメNo.1を決定するグルメグランプリを10万人規模で開催。当事業を讀賣テレビ放送株式会社に事業譲渡。
2017年、民泊事業を行う株式会社グランドゥースをAPAMAN株式会社とジョイントベンチャーにて創業。代表取締役就任。その後丸紅株式会社から出資を受け同社の持分法適用会社となる。創業3年で売上13億円、1000以上の施設を運営し、国内最大規模の民泊運営会社となる。AirbnbのBest Contributor Awardを獲得。東証への株式上場を控えていたものの、コロナウィルス蔓延に伴い事業縮小を余儀なくされる。
2023年、これまで培ってきたビジネス開発、ブランディング、Webデザイン、広告などの知見を元に、宿泊施設のブランディング、運営事業を行う当社を立ち上げ、代表取締役就任。